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<作品レヴュー:2012年 3月 3日> 満を持しての登場、山下達郎さんです。 なぜ今まで山下さんの作品を取り上げなかったのかといいますと・・・。 どうしても、一番最初は、この "SPACY" について書きたかったんですが、私がカードを持っている4市の図書館、どこにも在庫してなかったんですね。 しょうがなくて、宅配レンタルに加入しました。 そこで、やっと見つけたんです。この達郎さん初期の大傑作を。 "SPACY" ![]() 山下達郎 デビューバンド "SUGAR BABE" を解散した後、山下さんはアメリカに渡り "CIRCUS TOWN" を録音します。 これが、ソロ、1st アルバムとされています。"SPACY" は、二作目ですね。 その時、アメリカのスタジオミュージシャンとセッションし、レコーディングのノウハウを掴んだと言われています。 アレンジャーから楽譜を譲り受けたそうですよ。 そちらも名盤ではありますが、なんといっても、この "SPACY" は、「カッコイイ」んです。 この作品では、"CIRCUS TOWN" で得た、アレンジャー、そしてプロデューサーとしての技量を惜しげもなく投入し、これまた、日本人一流アーティスト、細野晴臣、坂本龍一、村上秀一といったミュージシャン達を登用し、大傑作を作ってしまいました。 曲目紹介 "SPACY" BMG/Air 1.LOVE SPACE 2.翼に乗せて 3.素敵な午後は 4.CANDY 5.DANCER 6.アンブレラ 7.言えなかった言葉を 8.朝の様な夕暮れ 9.きぬずれ 10.SOLID SLIDER (以下、ボーナストラック) 11.LOVE SPACE(カラオケ 未発表) 12.アンブレラ(別バージョン) 13.SOLID SLIDER(ショート・ヴァージョン) 全体を通して感じる事は、「上質なポップスにソウルミュージックの味付けをした」というところかな。 山下さんが自らの音楽について語った話で印象に残っているのは、「強いビートと美しいメロディ」をいつも意識しているというものです。 デビューから40年近く経った今でも第一線で活躍し、色褪せない「タツロー・サウンド」は、このアルバムで確立されたと言っても過言ではないでしょう。 とにかく、「カッコイイ」のは 10.SOLID SLIDER ですね。 「ジャ・ジャ・ジャ」という短いイントロの後、"Solid Slider !" って唄いだすタツローさん。 こんなカッコイイ曲書けて、演じる事ができる人、数少ないと思いますよ。 ちなみにこの曲のベーシストは、日本人で最初に「チョッパー」を演じた人といわれている田中章弘さん(ユーミンのバックミュージシャンとして有名)らしいです。 そして、ソウルミュージックの要素をたっぷり含んだ 5.DANCER 。この曲の素敵なところは、ゆっくりとしているが非常にしっかりしたビートに、とてもシンプルな詞がマッチしているところです。 「窓の外は闇」というフレーズの繰り返し。単純なビートを繰り返すベースとドラム。しかし飽きることの無いサウンドに仕上がっているのは、アレンジャーとしての力が存分に発揮されたのでしょう。 最高傑作は、やはり、一曲目ですね。 1.LOVE SPACE は、「強いビートと美しいメロディ」の代表作といえるでしょう。 素敵なピアノのイントロから入り、村上秀一のメッチャかっこいいドラミング、特にシンバルの使い方、それに細野さんのグルーブのきいたベースがのる。 完璧です。 しかし、山下さんの声が「若い」! 私はかなりの本数、山下さんのコンサートに足を運びましたが、"LOVE SPACE" を聴いた事が一度もないのです。残念。 (ライヴアルバム "JOY" には収録されています) 説明と感想 ぶらいあん 「ぶりちゃんのマヌケな日記に」戻ります |
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